車の1 kmあたりの費用はいくら?

1年間の燃料、保険、整備、税金などを合計して走行距離で割ると、車の距離あたりの費用がわかります。計算例と減価償却の扱いも解説します。

夕暮れの空いた高速道路を、道路脇の距離標に沿って走る車

1年間に車に使った金額を、走行距離で割ります。合計40万円で10,000 km走ったなら、1 kmあたり40円です。燃料代はその半分ほどにすぎないこともあり、初めて計算すると意外に感じる人も多いでしょう。

計算例

中型のガソリン車の1年間の費用を例にします。

費用金額
燃料170,000円
保険70,000円
整備・修理60,000円
税金・車検70,000円
駐車・通行料30,000円
合計400,000円

オドメーターが40,000 kmから50,000 kmになったので、走行距離は10,000 km。400,000円÷10,000=40円/kmで、月あたり約33,333円です。

燃料だけなら170,000円÷10,000=17円/km。残りの23円は「燃料代だけで行ける」と考えると見落としやすい費用です。

維持費と所有コスト

上の計算は維持費で、車の価値が毎年下がる減価償却は含みません。年末に車の価値が20万円下がっていたら、所有コスト全体は60万円、1 kmあたり60円です。

月々の予算には維持費を使いましょう。乗り続けるか買い替えるか、リースやカーシェアと比較するなら所有コストを使います。

今年・今月・前年・前月の燃料代と最低・最高の支払いを表示するiPhoneのFuelio統計
Fuelioの統計は年間・月間の燃料代を表示します。費用の統計画面では、その他の費用も集計します。

km単位で計算する

kmでもマイルでも方法は同じです。上の10,000 kmは約6,214マイルで、400,000円÷6,214=約64.4円/マイル。1マイルは1.609 kmなので、1マイルあたりの費用を1.609で割ると1 kmあたりの費用になります。64.4円÷1.609=約40円です。

数値が変わる理由

距離あたりの費用は一定ではありません。走行距離が増えると保険などの固定費が分散して下がり、大きな修理がある年には跳ね上がります。燃料価格の変化やタイヤの買い替えも影響します。年ごとの比較で、古くなった車の費用が見合わなくなっていないか判断できます。

正しい記録が大切

計算の精度は記録次第です。保険料やタイヤ代を忘れると、結果が10%以上少なくなることもあります。車の費用を管理するガイドで記録項目を確認してください。燃料の部分には公表値より実測値を使いましょう(MPGの計算方法)。

Fuelioはこれを自動計算します。費用の統計画面では全費用と燃料だけの距離あたりの平均費用を表示します。給油記録はその区間で使った燃料の価格で給油ごとに表示します(計算方法)。期間を指定したり価値の下落を含めたりするには、所有コストレポートを作成します。購入価格と現在の価値を入力すると、月・日あたりの費用もわかります。統計とレポートの詳細。

* iPhoneの費用管理はFuelio Premiumに含まれます。Androidでは無料です。

車の1 kmあたりの費用を計算

  1. 1年間の維持費を合計. 燃料、保険、整備、修理、タイヤ、税金、車検、駐車、通行料を足します。
  2. 走行距離を求める. 年末のオドメーター値から年初の値を引きます。
  3. 割り算する. 合計費用を距離で割り、1 kmあたりの費用や1マイルあたりの費用を求めます。
  4. 減価償却を含めるか決める. 所有コスト全体を知るなら、その年に下がった車の価値を加えて計算します。

この記事についての質問

減価償却も含めるべきですか?

リースや買い替えと比較するなら含めます。最も大きな費用になることもあるためです。月々の現金支出の予算では、売却まで支払うものではないので除きます。

走行距離が減ったのに距離あたりの費用が増えたのはなぜ?

保険、税金、減価償却は車を走らせなくても発生します。走行距離が少ないと1 kmあたりの負担が増えます。距離あたりの燃料代はおおむね変わりません。

詳しく見る: 統計とレポート